学部2年のときにとった統計学のクラスの先生がR(http://www.r-project.org/)のことを紹介していたのを覚えているだけで触ったことは一度もなかった。けど今回のワークショップに参加してわかったことは、RはMATLABの代用として使えるかもということ。さらにオープンソースなのでこれから大学でも「R入門」のようなクラスを作ればいいのにと思った(メモリアル大学の物理・海洋物理学科で公式に科目として教えているプログラミング言語のクラスはなぜかMathematica)。
僕はRに昨日始めて触れたわけだがワークショップに参加してみてわかったことや感じたこと、そしてRが秘める可能性について以下にまとめておくことにする:
- RStudio(http://www.rstudio.com/)を使えばコマンドラインからではなくGUIで使える。RのGUIは他にもあるがRStudioが一番のおすすめだそう。
- CRAN(http://cran.r-project.org/)からパッケージ(Functionなど)をダウンロードする。
- 海洋学関連のパッケージはoce(http://cran.r-project.org/web/packages/oce/index.html)というのが紹介された。ダルハウジー大学の人が作成。UNESCOの海水密度計算や地図も簡単に作れそう。
- netCDFはRNetCDF(http://cran.r-project.org/web/packages/RNetCDF/index.html)というパッケージを使えば扱えるようになる。
- 海洋地図を作成するときに陸をMATLABならNaNとしてcontourfで灰色か何かにしたいのだがこのやり方がわからない(白にする方法をしらない)。RはNaNの扱いが容易のようなのでこれができそうな気がする(未確認)。
- Rは文字と数字が両方含まれた.csvファイルをread.csvで読み込むことができる(Matlabのcsvreadではこれが行えない←数字しか含んではいけない)。
- さらに優れているのがMatlabの場合、csvreadで読み込んだデータで空白があった場合は「0(ゼロ)」として置き換えられるがRはそのまま観測出来なかったとして認識される。そしてaggregateやna.omitを使って空白のデータは無視して作図や解析が容易にできる。NaN(Rではna)の扱いが上手。
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